サイヤムシティーホテルの朝食はなかなかすごい。写真撮るの忘れたけど、インターナショナルビュッフェってやつなのかしら。パンからご飯から得体の知れないフルーツがいっぱい。
ライチみたいなへんなひげがついた果物とか。あれなんていうフルーツなんだろ。中身の見た目はライチで、外見はひげの生えたライチ。本当に得体の知れないもんいっぱい食ったなー。
アユタヤ遺跡へ
3日目はかねてから行きたかった世界遺産の「アユタヤ遺跡」に行く。バンコクから行くには電車かバスって「世界の歩き方」に軽く書いてある。でもタイの電車は基本的にものすごく遅れるらしいので、とりあえずバスを使ってアユタヤまで行ってみる。
BTSを使ってパヤタイ駅の隣の駅、VictoryMonument駅へ。日本語で言うと戦勝塔っていうらしい。ここは駅がバスターミナルも兼ねていて、これがまたすごい。日本のバスターミナルはかなり整備されていて、あんまり迷うこともないし混沌としていない。でもタイのバスターミナルは思いっきり混沌としている。とにかく交通量が多い上に人も半端ない。
そのときはバンコクのバス路線図も持ってなかったし、まさか路線バスでアユタヤへ・・・?とか思ってたので、思いっきり迷った。さらに大雨が降ってきてものすごく困る。とにかく人に聞いてみようということでインフォメーションで聞く。
するとなにやらバスではない白い普通のワゴン車を指差すインフォメーションの人。え??あれ?と聞きなおすと、そこまで連れてってくれる。
本当に普通のワゴン車じゃん。これ。
近づいてみると確かにAYUTAYAっておっきく書いてある。とにかくその近くにいた人に聞くと、イエスイエスとか言いながら車に乗るように合図される。これはまずい。とちょっと思ったが、車のドアを開けるともう現地の方々がたくさん乗っている。まーこれなら大丈夫か、と思い乗り込む。
まじでこれ大丈夫?囲まれて金取られたりしない??みたいなことを思いつつも一時間半くらいでアユタヤに着いた。60バーツ。
あとで色々調べてみるとこれはロットゥと呼ぶ一種の長距離バスらしく、タイでは一般的みたいい。地方と地方をつなぐ一般的な手段がこの白い普通のワゴン。相乗りのバス?みたいなもん。発車時間は車にたくさん人が乗ったら発車って感じ。
路線バスと同じで降りたい所を言えばおろしてくれるらしい。ただしタイ語限定。
アユタヤ到着
アユタヤっぽいところにバスで降り立つと早速トゥクトゥクのおっさんが寄ってくる。アユタヤにある遺跡に行きたいって言ってみると200バーツとか言ってくる。よし、とりあえずここはアユタヤだ!!と確認しつつ値切る。40バーツで一番近い寺院へ。
ワット・ラーチャブーラナに着く。ここはアユタヤ歴史公園の入り口近くにある場所。中に入るとゆるーいおばちゃんがチケットを売っている。お金を払うとどうぞと言われて入れる。チケットとかはなし。

とにかく遺跡。廃墟になってます全部。それでも当時はものすごい派手だったんだろうなーと思わせるものがいっぱいあった。ここで有名はなのはやっぱり頭がない仏像だろうか。

本当に見事に全部の仏像が破壊されてた。けっこうすごい数の仏像があった跡があったんだけど、頭がついてるのは2、3体。それも修復されてる。破壊した頭はどこにいったんだろう。それにしても仏像が破壊されてるのを見るのはあんまりいい気分じゃない。
それからアユタヤ遺跡で一番有名と思われるワット・マハタートへ。ここには樹木の中に埋まってる仏頭がある。ここはさすがに観光客でいっぱい。こんな感じ。

さらに奥へ
それからさらにアユタヤ公園の奥にあるワット・プラシーサンペットへ。この辺の三つはアユタヤ遺跡ツアーでたいがい回るコースらしい。象も路上を歩いてるし。というか、自転車とかバイクに乗ってる観光客が本当に多かった。なにやら街の方で貸し出してるらしい。それで行けばよかった。
トゥクトゥクから降りて周囲をうかがうと、どうやらプラシーサンペットじゃない???地図をよく見てみると降ろされた場所はウィハーン・プラモンコンボーピットという場所。プラシーサンペットはこのプラモンコンボーピットの敷地内から入れるらしい。
プラモンコンボーピット。

プラモンコンボーピットの中の仏像。

ワット・プラシーサンペットに入るには50バーツ。でも入ろうと思ったらまたスコールがひどかったので、近くの市場で昼飯。なんか日本語のメニューもあってわりと清潔ないいところだった。
それからプラシーサンペット。
全景。なんかこのアングルが一番いいらしい。みんな写真撮ってた。

壊れた仏像。

たまたま見つけたレンガに残った犬の足跡。

アユタヤはそこら中が犬だらけだった。犬が公園の中にいっぱいいる。それにしてもレンガになんで足跡が・・・?まさか乾く前に乗ったわけでもあるまいに。
本当はもう一個寺院回ったんだけど、名前がわからん。こんなとこ。

これはなんて寺院だろ?ここはすごく印象に残るいいとこだった。人もものすごく少ないし、ゆったりできました。
アユタヤ駅から帰る
プラシーサンペットを出て、帰りは電車で帰ることにする。乗ってみたいから。トゥクトゥクで駅まで送ってもらって100バーツ。でも駅に着いたら、次の電車は2時間後なことが発覚。
そこでまたトゥクトゥクでバンコクまでロットゥ乗り場まで行く。が、ここでトゥクトゥクのおっさんに見事にぼったくられる。ロットゥは一人60バーツなのに、一人150バーツよこせとか言う。は??とか思ってるうちにもものすごくまくしたててくるので、しぶしぶ払う。トゥクトゥクでこういう乗り場とかに送ってもらうのはやめた方がいいらしい。みんなぐるだからぼったくる。
まじあのおっさんの顔は忘れん。むかつく。
とまー最後はちょっとむかついたけど、なかなかアユタヤは見るべきものがある感じ。自分でチャリかバイク借りていけばもっと爽快だろうし。電車に乗れなかったのは残念。たまに日本の払い下げの電車が走ってるっていうのもちょっと見たかった。