2011年07月08日

ごん。

あっというまに24歳になる。小学生っていつだっけ?もう20年近く前の話だ。そのあと、中学、高校、大学、今。

その間にずっとあったもので、今なくなろうとしているもの。

9歳の時にうちで犬を飼い始めた。笹塚だかどこかで拾われた犬で、まだ生後間もない子犬。家族みんなで迎えにいった。ガソリンスタンドで保護されてるって話でうちから車で延々2時間くらい。その間少しどきどきしてたことも覚えている。
笹塚に着いて、子犬だと思ってたその保護された犬はもう1メートルを超えた大きな犬だった。ゴールデンレトリバーとビーグルを足して2で割ったような雑種。すごく元気で連れて帰るときも車の中がよだれだらけになって大変だった。その子は車降りてすぐに吐いていた。

まだその時は看護が必要なおばあちゃんもいたし、おじいちゃんも元気だった。その時の車も前の車。灰色のラルゴ。


それからうちで暮らし始めたその犬はゴンって呼ばれるようになった。ゴンが来た日の夜は名前決めで遅くまでみんなで話し合ったけど、次の日の朝おとんの独断で決まった。それがゴン。


生まれてすぐに棄てられたか迷子になったみたいでなつくのに時間がかかった。最初はおかんにすごくなついて、その大きな体でだっこしてもらいたがって重がられていた。1メートルくらいあったのにね。
その頃はずっと家にいたこともあって、すぐにゴンと友達になった。

よくタオルにゴンをじゃれさせて遊んだ。顔の前でタオルを振ると無邪気なゴンはすぐそれにじゃれついた。人を噛まない犬だったけど、そのときだけは本気で噛み付いてた。そんなふうに遊んでて、一度だけ、本当に一度だけゴンが寝ているときにちょっかいを出して噛み付かれたことがある。
今でも耳の上に残るその傷を負ったときにゴンは犬ながらになかなか情けない顔をしてた。そのときくらいへこんでたゴンは見たことがない。よく散歩の途中に拾い食いしてひっぱたかられても、めげずに続けてたくらいのやつだから。

夏は暑いから車の下にもぐって寝ていて、なかなか出てこずに車が出せないことが何度もあった。
冬は寒いから家の中にずっといて、わんわん言っていた。
春と秋は元気に庭を駆け回ってた。
背中の毛を逆立たせて元気に吼えていることもたくさんあったな。

高校に入って、いろんなことがあったときもゴンになぐさめてもらった。
大学に入って外泊が多くなって、朝に帰った時にはゴンだけが起きていて元気に出迎えてくれた。


そんなゴンも今どこかにいってしまおうとしている。


少し前から立ち上がられなくなって、ずっと家の中にいた。最近はごはんもたべられなくなった。
今日の日中、一度危ない状態だったらしい。帰ってきてからも意識があるのかないのか。

こういうことに、あまり慣れてないから、どうしたらいいかあまりわからない。でも許容しなければいけないとは思う。受け入れなきゃ。否定しててもしょうがない。

ただただ、苦しまずに逝ってほしい。安らかに逝ってほしい。

15年の付き合いは長いな。とても。
posted by okokokok at 00:28| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | DIARY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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