2011年05月26日

モンテ・クリスト伯。

モンテ・クリスト伯を読んだ。全7巻のフルバージョンなのかな、おそらく。少年向けの小説で岩窟王ってタイトルでも出ている。
少年向けの方はかなり簡略化されているらしいけど、面白いらしい。実際フルバージョンも面白い。全7巻だけどぐいぐい読んだ。

なにが面白いって登場人物がみんな欲望丸出し。主人公のモンテ・クリスト伯爵や、ダングラール、フェルナンなどの主だったメンバーはもちろん、その他のサブメンバーも欲望丸出し。しかもそれにけっこう素直に従うところがまた痛快。
そんなことを可能にさせる貴族の力がすごい平気で100万フラン出すとか言っちゃう。1フランを20円くらいだとすると、2000万か。貴族ってまだいるんだろうか。見てみたい。
うわべでは形式ばって上品にしながらも、腹のそこは違うこと考えてる。その辺は現代と同じかー。
そう、モンテ・クリスト伯の時代背景だけ変えてそのままの設定でやったらきっとおもしろいんだろーな。

一番好きなのは誰だ、やっぱモンテ・クリスト伯爵か。この小説はモンテ・クリスト伯爵しか一般にいうようなかっこいい人間がいない気がする。みんなどこかしら負い目を持ってたり、あんまり社会的にはよくないことを貴族だから、とか習慣だからって平気でやっとるし。でも優雅に暮らしてる。

当時は貴族とその他でこんなにも違ったんだろうか?

少し前に読んだ二都物語(ディケンズ)では時代背景は40年くらい違うのか、ものすごい食べるのに困ってたよ、パリ。しかも貴族なんてくそくらえでギロチン大活躍な時代だったのに。40年経つだけでまた貴族が出てきて、みたいな感じに思える。なぜかって、モンテ・クリスト伯には平民は2,3人しか出てこん。
それが当時大うけしたのが今に伝わってる理由だっていうんだから、時間の力っつーのはすごいね。

「待て、しかして希望せよ」ってモンテ・クリスト伯爵が言ってました。うん、深い。
posted by okokokok at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | book&movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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